亀山さんに作っていただいた 16EWS(2ピース加工+ブレゼルマイアのリム)が到着。さっそく使ってみた。
いやー、ものごっつーええでーほんまにー。音色がすばらしい(そもそも、よい音色のマウスピースを求めて製作をお願いしたのではあった)のはもちろんであるが、それ以上に特筆すべきは、反応の良さ、コントロール性の高さ。古いウィーンのマウスピースが元になっているとのことだったので、バックボアの太さから結構しんどいのだろうなと想像していたのだが、まったくそんなことはなく、極めて吹きやすいマウスピースであった。発音であんなに苦労していた(私は何よりもタンギングが苦手である)のがウソのように、非常にはっきりとクリアに音が立ち上がる。しかも、息の音への変換効率が非常によい(どのくらいよいかというと、楽器の共鳴で頭がくらくらしてくるくらい。こんなに息で楽器が振動しているのを感じたことはない)ので、ピアノでもスカスカにならず中身のつまった音が出る。どのようなダイナミクスでも、アタックのクリアさをまったく失うことなく、入れた分の息だけきちんと音が出る。非常に自然なアンブシュアで吹けるので、高音域でほっぺたを上方向に引っ張りすぎることもなくなった(特に右の頬がそういう傾向が強かった。つまり客席から見える方。頬があがるのと同時に目が下がるので、ビデオとかで見ると泣いているように見えてちょっといやだったのよね)。息漏れも改善。非常にうれしい。
音色も、深みがあって非常に豊かなのにぼやけたりはせず、輪郭のはっきりした音。落ち着いているが明るさも兼ね備えている。扱いやすさと音色とが非常に高次元でバランスしていて、まったく文句のつけようがない。こないだまでベストの組み合わせだったのが全然ベストでなく感じられるようになってしまった(いや、もの自体はいいものなんだけどねえ)。
いやー、すごい。すごいすごいすごい。すごすぎるよ亀山さん。なんでこんなことができるのでしょうか。これで2万円ちょっと。安すぎる。なにしろいきなり3年分くらいうまくなっちゃった(気がする)んだから。ご本人がおっしゃるには、ひとつひとつ細かな微調整をしているのでまったく同じものは二つとないとのこと。いやー、まさに世界にひとつ。大感謝。次の練習日が非常に楽しみ。なお、このマウスピースについては、この記事も参照するとおもしろいです。
調子に乗って次はピストン用も作ってもらおうかなあ??
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