「こうもり」も10年以上前からアレンジしたいと思っていた曲のひとつである。前回のクレンツェでトリッチトラッチポルカやアンネンポルカをとりあげて、この編成にシュトラウスは結構似合うということがわかったので、今度は思い切って「こうもり」を書いてみることにした(アート・オブ・ブラス・ウィーンに多分に影響されたというのもあるが)。
しかし、カルテットでこの曲というのは、アレンジャーとしてはなかなか歯ごたえのある課題だった。最近のアレンジの中ではかなりまともにスコアを読んで書いた部類だと思う。なにしろここ数年はほとんどMIDIをインポートして適当に切り貼りというスタイルが定着していたので。はたしてうまくいくかどうか、音出しの日が楽しみである。が、その前にさらわねば。かなり厳しめなのは事実。