- 2007年10月 9日 02:07
- 音楽
日本アマチュアブラスアンサンブル組織(NABEO)のブラスアンサンブルフェスティバルに参加。簡単に総括。
クレンツェは、こわかった(のだと思う)。ウォームアップの段階から、通常の心理状態ではいられなかった。結果、緊張のあまり本番中に口の中がかさかさに乾いてしまうという状況を体験。音がまともに出ない。休符がほとんどないので、口の中が潤うのを待つ時間もなし。そのまま8分間。演奏の記憶はほとんどない。自分がどこにいるのかもまったくわからない状況。テンポは相当に突っ走っていただろう。あんなことは、もし過去にあったとすれば高校の時のアンサンブルコンテストの1回だけか。少なくともここ15年では経験がない。まあ、あれだけのことをやっておけば、もう今後はないだろう。固く雪辱を期す。
クレンツェが終わったあとで楽器を持ち替えて、リハ室のピストンクラブに合流。前後不覚のまましばらく呆然と過ごす。ようやく自分を取り戻したのは本番のステージ上、ああ、この響きだ、と先週の本番を思い出したとき。リリアの響きに比較的似ていたのが幸いしたか。気づいたら、唇が相当に疲労していた。こりゃやばいな、しかしまあ、自分の唇を信じるしかあるまいと、変にひくことはやめていつも通りに。結果的には、いくつも落ちた(落とした)部分があったけれども、先週の本番よりもトータルではうまくいったのではなかろうか。となりのM岸はよかったと思う。
ピストンのあとですぐにガンマのリハに合流。のんびりムードでなんとなく助かった。やっぱり十重奏は気持ち的にかなり楽。本番は、ランブルで(結局!)大事故が起きたが、各自の積極的な表現意欲が前に出て、まあまあの好印象ではなかったか。最後のラッパ3本の C-dur、もう少し追い込めるはず。あれですべての印象が決まってしまうのでこれだけはなんとかしたい。
NABEOの常任幹事としての仕事については省略。
まあ、演奏者としては、問題もあるのだけど(問題なかったらプロになれる)、少なくとも今回のような出演の仕方は昨年まではできなかったと思うので、その点では進歩したと思うことにする。一番重要なのは、いかにきちんとウォームアップをし、普段通りの状態に自分を持っていけるか、に尽きるだろう。
このイベント、スケジュール的にも金銭的にも大変なのだけど、それを上回る楽しみと充実感があるのも事実。年に一度の全国の仲間たちとの再会もまた愉しからずや。来年は今治。私にとっては想い出の地。ちょうど10年前のフェスティバル、故フィリップ・ジョーンズ氏の来日とロンドンっ子のレッスン、ガンマのメシアン、ピストンのワンダバ伝説、至れり尽くせりの愛媛ウィンドのマネージメント(大感謝)、のんびりとした四国の風情。来年も楽しみ。
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