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ひさびさ

  • Posted by: WAKI Toshihito
  • 2008年9月25日 01:52
  • 音楽

誰も覚えていないと思うが、今年は「ぜってーホンモノになってやるぜこんちくしょー三ヶ年計画」の2年目なのである。

去年(1年目)は、つまるところ「楽器そのものと自分の体についての理解を深める」ということがテーマになっていたように思う。基本の楽器(ウォームアップや基礎練をする楽器)をロータリー楽器にしたし、マウスピースはすべて変えたし、それに伴ってアンブシュアも変わったし、楽器の改造(トリガーの装着とか)もした。あ、それは今年か。まあいいや。それと平行して、自分の体のここをこうすると音がこうなるというようなこともあれこれ試してみた。とりわけ、舌の位置についての考え方を一定程度習得できたのは大きかった。おかげでペダルC(C管の)やHigh Gなんていうような、それまでかすりもしなかった音が出るようになった。あと、唇を痛めることが激減した。これもとても重要。

そして2年目の今年は、今のところ「練習方法の再構築」というようなことがテーマになっている。自分に対して常々不満だったのは、時と場合によってあまりにもコンディションがばらばらだということ。いいときはいいのだが、だめなときは全然だめ。本番なんてのはたいがい通常の環境から大きくかけ離れた状況でやらなければならないわけで、そういう状況になるとたいてい、いつも家で吹いているときのようには吹けないのであった。原因はわかっている。練習環境のまずさと、練習のしかたのまずさ。

練習環境についてはある程度やむを得まい。自分は日中堂々とオープンで吹けるような立場にはない。せいぜい夜中(たいてい12時前後、ひどいときは3時とか4時とか)に、サイレントミュートで30分か長くても1時間吹ける程度である。オープンで吹けるのは2週間に一度の練習日だけ。だから練習日はいつもと調子が違ってしまって満足な練習にならない。ミュートをして練習したことと、オープンで練習したことのギャップ(それは、練習場所や、ほかの楽器の音の存在という意味においてもまったく異なる)を頭の中でどう整理するかということが非常に大きな問題になっていた。幸い、最近になって自宅のごく近くにスタジオ(普通の民家の地下にある防音室を貸し出してくれる。1時間500円。安い)を発見してちょこちょこと利用させてもらっているおかげで、練習環境問題はだいぶ改善されてきている。週に1回でも、誰にもじゃまされずに(実際にはコドモにじゃまされまくりなんだけど)思い切り部屋全体を響かせられるというのは大きい。

もうひとつの練習のしかたについては、改善可能な要素が大いにあった。とりあえずやったことは、自分用のウォームアップメソッドの構築。いくつかの教本からエチュードをいくつか引っ張ってきて、20分コースにまとめた。楽なものから自分の苦手なこと(つまりアタックだな)へと少しずつシフトすることによって、だいたいこれをやればあとは本番OK、というようなメニューになっている。つもり。ちょこちょこ内容を組み替えつつ、半年ほど毎日それをやるようにしていたら、練習日でも毎回ほぼ同じコンディションで吹けるようになってきた。と思う。4時間ピッコロ吹き詰めでもバテなくなったし。いちおう。

まあ、たぶんあたりまえのことばっかりなんだろうけど。だけど、アマチュアということを言い訳にするつもりはないけれど、体力も時間も環境も限られている中で、実際なにができるかというのは結構難しい。

ちなみに、三ヶ年計画の前の年も一応テーマはあった。あえていうなら「自分のできないことにまっすぐ目を向ける」ということ。クレンツェで4人だけでコンサートをやったことが大きかった。あーこんなに吹けないんだなーと思い知った。

さて来年。ホンモノになるために足りないのはなにか。今のところなにがテーマになるかは未定。まあ、きちんとやってりゃ自ずと決まるのであろう。去年も今年もそうだったように。

ああ、当然というかなんというか、目指すところはプレーヤでなく音楽家である。ただ、楽器のひとつも自由にならないんじゃ音楽家なんて無理だもんね。とりあえず自分にとって一番自由になる可能性のあるのはラッパなので。だからまずはとりあえずラッパうまくなろうじゃないか、という、いちおう長期的展望としてはそういうこと。

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