必要なもの
- 自室
- 楽器
- 楽器スタンド
- プラクティスミュート数種類
- 出勤前 or/and 就寝前の30分
- ある程度のカネ
心得
- 一番気に入っている楽器を使う。B管でもC管でも、ピストンでもロータリーでもOK。ただしピッコロは念のためやめておく。私はロータリーC管を使用。また、プラクティスミュートを使うことが前提。
- 毎日繰り返すための練習メニューを組み立てる。ものすごく簡単なことから、少し簡単なことへ。時間はぶっ通しで吹いて30分程度。自分の弱点のうち一番ダメことをひとつだけ組み入れる(私の場合はアタック)。得意なことはやらない。ただしすごく難しいこともやらない(やれない)。エチュードをどんどんパクる。ただし譜面はパクるが説明は読まずに好きなように解釈&利用する。これは私の場合のサンプル。
- アタック、音程など、細かいことは気にしない(特にメニューの前半は)。メニューをこなすことを第一に考える。なにしろこっちは忙しいのである。明後日は今日よりはよくなっている。とにかく早く片付けて出勤(就寝)すること。
- 楽器は片付けない。マウスピースを挿したまま、常にスタンドに立てておく。そうして、楽器を手に取るにあたっての障壁を可能な限り排除しておく。ツバ抜きのぞうきんも部屋の中に放置。どうせそのうち乾く。当然譜面台も立てっぱなし、譜面も置きっぱなし。地震が来たら不運だったと思ってあきらめる。
- チューナー、メトロノーム(イヤフォン付)などもすぐに使える状態にして目につく場所に放置しておく。ただし放置しておくだけで常には使わない。そんなに細かいことをやっているヒマはない。あくまで気が向いたとき(かつ時間のあるとき)のため。
- 調子が悪いと思ったらミュートを変える。息の通り具合、アタックの明瞭さがまったく異なって聞こえる。所詮そんなもんである。メインのミュートは決めておいた方がいいが、それでダメならミュートを変えればうまく聞こえる。ちなみに私はヤマハのサイレントブラス、ベストブラスのウォームアップミュート、自作のコーヒー缶ミュートを使用。メインはヤマハ。コーヒー缶はアタックが楽にできるので自分的にはおすすめ。ただし使いすぎると息が細くなるかも。
- 念のためもう一組楽器とプラクティスミュートを用意しておく。理由はミュートと同じ。これもスタンドに立てっぱなし。私の場合はロータリーフリューゲル。
- 部屋にはエアコンと鏡を装備する。エアコンは金がかかるが、室外機のノイズがラッパの音をかき消してくれるので重宝する。鏡は百円ショップの小さな手鏡で十分。これを部屋の壁の、顔の高さに貼り付ける。気の散りがちな人も自分の顔を見るとなぜか集中できる。
- 楽器を改造することを躊躇しない。気になることがあったらどんどん手を入れる。うまくすれば1万円で1年分の練習成果が買える。
- 練習の最後に、毎日必ず5秒間だけ、ミュートを外してオープンで吹く。その5秒がミュートとオープンの吹奏感のギャップを埋めるのに役立つ。たった5秒なら隣人も苦情を言うまでには至らない。どうしても気になるなら押し入れやクローゼットにベルをつっこんで吹く。それでも十分。
なおこれはあくまで Daily Exercise であって本番のための練習ではない。本番に向けてテンションと自分の力を高めていくためには別途なにかが必要。ただし、ここに書いてあることを日々実行していれば、たぶん本番モードへの移行もそれほど難しくはないはず。